前回に続き、産地見学の話です。
こちらは、宮内さんの作っているもので、これから年末に活躍をする、
千両の畑です。
千両というのは、直射日光があたりすぎてはいけない、半日陰を好む植物です。
この畑は、ハウスではありませんが、細い竹(?)でできたよしずのような天井(?)があります。
晴天でも、木漏れ日がさしているような状態になっています。
その中の一面が、千両千両千両!!
ここでは、宮内さんが行っている、
(すでに、関西と東北の業者さん向けに行っていて、好評)
千両の新しい出荷形態についていろいろと伺いました。
当社の社長にも、ぜひ使ってくれないか、というお話でした。
その後、一行はマイクロバスに乗り込み、
次の目的地である、銚子に向かうのでありました。
こちらは、宮内さんの畑ではありませんが、
千両と同じく、お正月商材として欠かせない、
若松(もしくは門松)の畑。
まさかこんなに密集して栽培されているとは、
長いこと花屋をしていましたが、
全く知りませんでした。
ほんとに、ぎゅうぎゅうに植わっているのです。
2009年10月23日金曜日
産地見学
今週は・・・
秋の遠足ならぬ、秋の産地見学に行ってまいりました。
参加者は、
社長以下営業本部長、総務部長と
当社全店舗の店長との17名の茨城県~千葉県ツアーです。
初めに、
おもにバラと、葉物
これから年末にかけては、お正月用の千両を
作っていらっしゃる、宮内バラ園さんにお邪魔しました
バラのハウスに入ると、中は温かく、しばらくすると汗ばんでくるくらいです。
一番初めに目についたのは、バラは地面に植わっているのではなく、
たくさんのプランターに植えられていていたことです。
肥料などは、プランターに通したパイプから、おもに液肥などを施しているそうです。
プランター自体も高さを付けており、南向きの枝は、プランターから垂れ下がっています。
これは、垂れ下がった枝葉によく日を当て、光合成をより多くさせることによって、
成長がよくなったり、花も大きく良いものができているそうです。
このような栽培方法をとるようになって
収穫する際にもいろいろなメリットが生まれているそうです。
また、出荷の際には、どの程度の咲き加減で切っているのか、
その意図はどういう事なのが、など、
市場とのやり取り、花屋の都合、お客様の手元で咲き切るのかなどの
生産者としてのこだわり・思いが伝わってくるお話でした。
2009年10月9日金曜日
台風一過
いつの間にか・・・
どこからともなく、その存在を知らせてくる
香りがしてくる季節になってしまいました。
どんなに遠くにあっても、また、
ようやく蕾がほころびだした程度であっても、
"私の季節になったよ"って、囁いているようです。
金木犀
大大大好きな花です。
花屋の癖に切り花より、木の花のほうに
子供のころから魅かれていることが多いです。
最近では、エンゼルトランペットも好きになりました。
キダチチョウセンアサガオ というのが本当の名前でした。
こちらの名前で、お客様からの問い合わせをいただいた際、
何の花か、まったくわからなかったのは、10数年前でしたか…。
だって、"アサガオ"という割には、あまりに存在が大きすぎます!!
こちらは、夏の宵から香り出す花です。
その香りは、とても魅惑的で、
・・・クラクラシマス・・・
当社の番頭こと取締役営業本部長は、
「素敵な香りですが、怖いです」
と、のたまいました。
夜の香り、というのは、魅惑的ですが、妖しいのです。
それに比べて、金木犀は、日中もとてもよく香ります。
健康的です。
秋の高い空に、とてもよく映えます。
そして、秋の雨にもよく似合う気もします。
可哀そうなことに、毎年必ずと言ってよいほど、花は雨にいたぶられます。
ちょっとしたタイミングの悪さで、その小さな花は、散ってしまいます。
ただ、
木の根元がオレンジ色に染められているのも、
可哀そうですが、好きです。
今年は、記録的な強さの台風の風雨に遭いながらも、私の家のあたりでは、
咲き始めのタイミング、まだまだこれから本番です。
これから、しばらくの間、空気がオレンジ色に染まります。
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